【疑問】なぜみな本を書かないのか? 第147話
1.そもそも論
僕はずっと疑問があるんです。
なぜみんな本を書かないのか?
百歩譲って、本には多くのコストがかかります。
そのため本を出版することは容易ではありませんし難しいです。
そこで、なぜ文章を書かない人がこんなにも多いのか?という問いにしようと思います。(あくまでも自分の見ている世界の話です。)
本当に「そもそも論」なんですが、読書する人は一定数いますよね。
しかし読書に加えて文章を執筆する人は驚くほど少ないのではないでしょうか。
ここでいう文章とは、情報や思考が数千文字程度でまとまり議論ができる文章のことです。
そのためTwitterで
「お腹空いたナウ」とか「ぴえん」とかは文章ではないです。
一方、NOTEで小説を投稿したりNewspicksのコメント欄で意見を述べているアレは文章です。
別に文章を書かないこと=悪ではないんです。
ただ、なぜこんなにも文章を書く側と書かない側で大きな差があるのか。
少し現状を整理してみます。
2.今日の状況について
まず2点の現状があります。
(1)本(文章)を読む人は一定数いる。(インプットが重視)
(2)本(文章)を書く人は少ない。(アウトプットが希薄)
これは私の周りを見渡した見解にすぎません。環境によっては周りに文章を書く方が多い人もいるでしょう。
しかし上記の現状は大抵の人に当てはまるのではないでしょうか?
続いて1点のデータを拝見しました。
◯アウトプットはとても大事
→インプット:アウトプットは3:7が望ましい。(『アウトプット大全』より)
つまりインプットよりアウトプットが多い方が本来良いはずなのです。
もちろんアウトプットには「行動する」「話す」等も含まれます。
ではなぜ「書く」事にそこまでこだわるのか?
自分の考えを述べさせていただきます。
3.本(文章)を執筆する3つのメリット
私が特に感じている本(文章)を書く3つのメリットをご紹介します。
(1)思考がまとまる。
(2)新たな発見がある。
(3)インプット効率が爆増する。
まず(1)です。
文章にするためには、適切に情報を整理しないといけません。
話であればオチを気にせず、バケツをひっくり返したようなアウトプットでも通用します。
しかし文章にするとなると、どんなに手を抜いても一定の整理は必要になると思っています。
「最も大切なことは何か?」「アレ…これは繋がらないな…。」等です。
この思考の運動はロジカルさに寄与するのかなと思います。
哲学者があの膨大な思考を体系立てることができるのはこのお陰なんじゃないかなと内心思っています。
(2)はそのままです。
文章を書くと「アレ?これってこういう事じゃね?」という着想を得ることができます。
おそらく情報を整理する段階で化学反応が起きるからかもしれません。
たまに感想で「よくネタ切れしないですね」と問われますが、ブログネタは大体別のネタを書いている最中に発生します。
(3)は、文章を書くというアウトプットを通してインプット効率も上がるんです。
次は何を文章にしよう?ネタにしよう?というアンテナが立つからだと思います。
このブログのネタも、別のエッセイを読んでいる最中に発生したネタなんです。
ニュースや友達との雑談からも着想を得ることはあります。
そういうときはすぐにメモをして、何らかのネタにしています。
どうでしょう。そろそろ文章を書きたくなりましたか?
4.手軽に文章をかけるツール紹介
オススメのツールを3つ紹介します。
(1)Webサイト(ブログ等)
(2)NOTE(アプリ)
(3)Twitter
この3つです。
Twitterは、140文字のところが強みでありネックでもあります。
140文字にまとめる要約力で培われるものも多そうですが、1000文字レベルの情報の整理には不向きですね。その場合はWebサイトかNOTEを使った方が良いでしょう。
NOTEは社会人の方もよく使われている印象があるので刺激になるかもしれません。
何はともあれ、この記事を読んでみなさんの中に執筆欲、表現欲求が生まれてくれたら幸いです!疑問や反論があれば是非感想フォームへ!
https://forms.gle/jmAgnCXxeixBKN4m9
では本日もこの辺で失礼します!ありがとうございました!!
明日もよろしくお願いします!!