「伝える」を届けるブログ

都内の大学で哲学を専門として学んでいる3年生です! ここで哲学ときくと、現代においてマイナーな分野にされているというイメージを抱かれるかもしれません。そういったマイナーな「哲学」から世の中を見るとどう見えるのか?どう役に立つのか?といったことを中心にブログにしていこうと思います! その他映画や本のレビューを公開していきますので是非チェックしてみてください!

オススメ 書籍の探し方 出版社別 第158話

1.本の探し方 オススメ

自分の求めている本を探し出すことって難しいですよね。

書店に行けば検索システムがありますが、何を読みたいかはわからないけどこんな雰囲気の本を読みたいというときもあるかと思います。

 

そんな時に私が行っている方法を共有させていただきます。

それは「出版社に目をつける」ということです。

 

出版社、色々ありますよね。

岩波文庫サンマーク出版、旺文社等々。

漫画も、少年ジャンプなど出版社ごとに性格が異なると思います。

 

この出版社の異なる性格に着目して、読みたい本を選ぶという方法はとても便利です!

本の検討がつけられるからですね! 

 

今日は私の独断と偏見で、出版社ごとの特徴を分類致します。

是非皆さんの生活に役立てば幸いです。

 

2.岩波文庫の特徴

トップバッターは岩波文庫です。

 

岩波文庫は学芸についての書籍や、学術研究についての書籍が非常に多く、知的好奇心を満たしてくれる出版社でしょうか。哲学書もこの出版社からです。

 

魅力は3点

・価格が比較的安い。

・文学や哲学に興味が湧くきっかけを作ってくれている。

・持ち歩きやすい。

 

個人的に優れている点は、大きさですね。

ポケットに入るサイズで本を作ってくださるので極めて持ち歩きやすい。最近は電子なんですけどね(笑)

 

また新書も1000円以下で出版してくれています。

非常に手に取りやすい。

 

是非文学や哲学、自然科学の書籍を探す際は岩波文庫に目をつけてみてください!

 

私はこのあたりの書籍でお世話になりました。

 

死に至る病』著者 キェルケゴール

死に至る病 (岩波文庫)

死に至る病 (岩波文庫)

 

ハリネズミと狐』著 バーリ

『人間の学としての倫理学』著 和辻 哲郎

人間の学としての倫理学 (岩波文庫)

人間の学としての倫理学 (岩波文庫)

  • 作者:和辻 哲郎
  • 発売日: 2007/06/15
  • メディア: 文庫
 

 

3.幻冬舎の特徴

幻冬舎

個人的には、アイディア活性化の際に幻冬舎コーナーに訪れます。

 

魅力は大きく2点

・ジャンルの幅が広い(小説から啓発書、ラノベまで。)

・安定した良書が読める。(『多動力』など)

 

幻冬舎はジャンルのイメージがないですね。

どちらかというとホリエモンさん、前田裕二さんなどといったビジネスパーソンの方の書籍が出版されている印象があります。その他小説も出版されており、多岐にわたります。

 

だからこそ、何か刺激が欲しい!アイディアが欲しい!等の目的がある方は是非幻冬舎のコーナーに足を運んで頂ければと思います!!

 

個人的にはこのあたりの書籍が面白かったです。 

 『メモの魔力』著 前田 裕二

メモの魔力 -The Magic of Memos- (NewsPicks Book)

メモの魔力 -The Magic of Memos- (NewsPicks Book)

 

 『遅いインターネット』著 宇野 常寛

遅いインターネット (NewsPicks Book)

遅いインターネット (NewsPicks Book)

 

 『蜜蜂と遠雷』著 恩田 陸

蜜蜂と遠雷(上) (幻冬舎文庫)

蜜蜂と遠雷(上) (幻冬舎文庫)

 

 

4.扶桑社(ふそうしゃ)の特徴

扶桑社はロゴを見てもらえればわかるのですが、フジテレビの派閥です。

 

従って、エンタメだったり芸能関連の書籍は非常に多い印象です。

 

よって魅力は2点。

・話題になっているトピックに強くなれる。

・芸能に詳しくなれる。

 

やはり話題性も大きな強みですので、今何が世間のメイントピックなんだろう?と考えたい時に扶桑社のコーナーに行ってもらえれば良いかもしれません。

 

この辺が面白かったです。

『乱読のセレンディピティ』著 外山 滋比古

 

5.コラム

個人的には、講談社の「講談社学術文庫」や「講談社選書メチエ」がとても良いです。

 

超超超良質なアカデミック書籍を出してくれています。

この出版社が無くなってしまったら私の生きる意味は無くなったも同然です。

 

以下に書籍を紹介しておきます。

本当に良書ですので是非ご参考までに!!

 

ホワイトヘッドの哲学』著 中村 昇 

ホワイトヘッドの哲学 (講談社選書メチエ)

ホワイトヘッドの哲学 (講談社選書メチエ)

 

西田幾多郎の哲学=絶対無の場所とは何か』著 中村 昇

 

そんなこんなで3つほど出版社を紹介致しました。

 

ただこのような紹介ページは他にあるかと思います。

より踏み込んだ内容はそちらの公式情報を参考にしていただきたいです。出版社に目をつける考え方が面白い!ためになった!と思ってくださる方が1人でもいれば幸いです。

 

それでは感想フォームも貼っておくので、是非オススメの出版社を教えてください!!笑 

https://forms.gle/ELhj68wEMX6XHDiw5

 

本日もありがとうございました!!

また明日もよろしくお願いします!!