過程と結果。大事なのはどちらか 哲学生の個人的見解 第139話
1.過程と結果はどちらが大事か
過程と結果はどちらが大切か。
もちろん立場によって分かれる問いだと思います。
そもそも両方大事では?
過程と結果は対立するものではなくないか?
という考えもあります。
しかし敢えて対立するものと捉えて、自分のスタンスを明確にしていきます。
スタンスを明確にしないと行動が自分の芯は煙のように消えてしまうと思うためです。
今日はその二元論に対して、
○結論
○理由
○日々意識していること
の3構成で進みます!サザエさんを想起してしまいますね。
2.問いに対する結論
僕個人的な結論として、大事な方は「結果」です。
結果と過程で何パーセントの配分かと問われたら、結果100%と答えます。
つまり乱暴に言ってしまえば、「結果を出さないと意味がない」ということになります。
ただ「結果」という概念も非常に曖昧で。
受験に落ちたことも結果です。
しかし努力して落ちたことをきっかけに、大学で一花咲かすことも間接的な結果です。
なのでここでは、過程に直接的に結びつくものが結果と定義します。
受験勉強サボった→受験失敗した(直接的な結果)
受験勉強サボった→改心して勉強して一花咲かす(間接的な結果)
です。
なぜここまで結果が大事だと言いきれるのか。
次の項で理由を述べます。
3.理由
結果が大事な理由は2つあります。
1「過程の意味を左右するものは結果だから」
2「人に影響を及ぼすのは結果だから」です。
まず1から述べていきます。
何か価値のあるものを創造した
企画を成功へ導いた
大手広告代理店へ入社した
全て結果です。
大手広告代理店へ入社する過程で、声が枯れるまで面接練習をした。
この過程が意味のあるものと思えるかどうかは自分次第であり、結果次第です。
大手広告代理店へ落ちても過程を誇れることは理想です。しかし「やはりあの時ああしておけば…。」と思ってしまうかもしれません。
そう思うのが嫌なんです。
自分の過程に誇りを持てる人間になるために、私は結果にこだわることは大事な事だと思います。
過程は結果のためにあるものだと思っています。
次に2つ目です。
他人から見える側面、他人に喜びを与えたり希望を与えたりする側面は「結果」のみです。
その人の市場価値は経歴やスキル(結果)で評価されます。
全国大会に進めるかどうかは練習量でなく結果で決まります。
たまに「猛烈な練習量で成功を」のようなテレビ番組で過程が取り扱われることがあります。
しかし過程を取り上げて貰える場合は常軌を逸した結果を打ち出した人に限定されがちという現状はあります。
人は、赤の他人の過程を見ていないと思うのです。
もちろん最近の企業では多方面評価を施し、過程も視野に入れて評価しますが、それでも全く成績を残せない社員さんは肩身が狭くなるでしょう。
自分はこの仮説&前提にたった上で、以下のことに気をつけることにしました。
4.気をつけていること
気をつけていること。
それは「身近な人の過程を照らそう」ということです。
正直結果だけ求められる世界は生きにくいです。
元々の仮説&前提と矛盾するかもしれませんが、その人の価値は結果だけでは決まらないと信じたいです。
だからその人が社会に出て結果を意識せざるを追えなくなった時、静かに過程を称えることができる人間になろうと思います。
今まで辛いことがあっても、過程を称えてくれた人がいたから可能にすることができた問題も多くあります。
結果を意識させられる社会だからこそ、強烈なアンチテーゼとして過程を称える側に移ろうと思います。
5.まとめ
このブログは多くの反論がありそうです。
ただ一方で共感される方も多いのかなと思っています。
立場によって分かれますが、ただ他の人がどういう価値観を持っているかどうかはあまり関係なく、自分なりの価値観を打ち立てて具体的なアクションに落とし込んでいくことを意識しました。
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今日は読んで下さりありがとうございました!
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