「伝える」を届けるブログ

都内の大学で哲学を専門として学んでいる3年生です! ここで哲学ときくと、現代においてマイナーな分野にされているというイメージを抱かれるかもしれません。そういったマイナーな「哲学」から世の中を見るとどう見えるのか?どう役に立つのか?といったことを中心にブログにしていこうと思います! その他映画や本のレビューを公開していきますので是非チェックしてみてください!

【ジャンル別】本を読む際に心がけていること 第138話

1.本を読む際に気をつけていること

たまにこのような小話を聞きます。

 

1.教科書を読んで、プログラミングを勉強するのは面白くない

2.哲学書を読んでいるうちに、意義がわからなくなる

3.本を読んでみても知識が残らない

 

このようなコメントに回答する形で、今日は私が普段気をつけている「本の読み方」について情報の公開をしようと思います。

 

おそらく上記の三つのコメントは全て読む本が違いますよね。

 

なので 

 

1.プログラミングやデザイン系についての教科書の読み方

2.哲学書の読み方

3.ビジネス書や自己啓発書の読み方

 

以上3つについてどういうことを意識しているのかをお伝えします。

 

小説はそれ自体を目的として読んでいる方が多いと思います。

なので、ぜひそのまま楽しんでいただければと思います!

 

それでは、紹介いたします!!

 

2.プログラミングやデザインの教科書の読み方

難しいですよね。教科書との関わり方は。

 

結論から言うと「辞書として読むことが一番良い」のかなと思ってます。

 

まず教科書の知識を隅から隅まで網羅することも確かに大切であるとは思うんですけれども、なぜプログラミングがデザインの教科書を読むかということを考えてみると、自分で実際にプロダクトだったり、作品を作るためだと思います。

 

でしたら、その作品を作る中で知らないことがあれば調べていくという読み方の方がいいと思っています。

 

そうすれば、無駄なく必要な知識を最低限の時間で獲得することができます。

 

また、作りたいものが明確にあることでモチベーションが維持しやすいんです。

やっぱり目標が明確じゃない勉強というのはどうしてもだらけてしまいます。

「自分で実際に作品を作ってみる」ということが一番の成長なんじゃないかなと思います。

 

なので、最初の導入の部分だけちょちょって読んでみて、あとは必要な項目を辞書のように読みながら自分で実際にプロダクトを作っていけばいいのかなと思ってます。

 

自分もまだ1ヶ月しか経ってないですが、実際にプロダクトを作って知識を補完しています!

 

3.哲学書の読み方

これが一番ホームでしょうか。

 

結論から言うと「読む前に知りたいことを明確にする」ことかなと思っています。

 

哲学書って一般的には「適当に読んでみるか!」と思って読める代物ではないと思うんです。

 

恋愛とは何か?

存在とは何か?

人はなぜ物を認識できるのか?

 

このような質問に一つの答えを示してくれるものが哲学書です。

 

なので読書をする前に「私は何を知りたいのか?」を考えて、そこから目的にあった本を選ぶという選択肢がよろしいかと思います。

 

具体例を示します。

 

先程「読書の仕方がわからない」というコメントがあったことを述べました。

 

そういった方は『読書について』というショーペンハウエルの著作を読むと非常に学びに繋がることが多いのかなと思います。

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Amazonより引用

 

非常に読みやすく内容も頭に入りやすいです。

 

補足しておくと、『読書について』は非常に読みやすいので、哲学を学んでいなくとも皆さん読めると思います。

 

この過程で、「カントやアリストテストを読んだけどわからなかった!」という方は目的に応じて第二文献だったりを探ればいいと思うので、そこは臨機応変にするほうが良いかなと思うのでこの辺で終了します。

 

哲学書ではないですがこの本もオススメです。

『本を読む本』

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Amazonより引用

4.ビジネス書、自己啓発書の読み方

結論から言うと動をあぶり出すように読む」です。

 

これは様々な方が言っていますよね。

 

なぜビジネス書や自己啓発書を読むかというと、自分の人生をより良くしたい仕事で成果を出したいということだと思います。

 

では、成果を出すために一番直結することって行動だと思うんです。

行動しないと現実は変わらないので。

 

なのでビジネス書や自己啓発書読んで得た知識は、とんどん箇条書きに行動にして書いていくことが一番いいのかなと思っています

 

例えば『思考の整理学』という外山滋比古先生の本があるんですけど、内容もとても濃くて、情報量も多いですので各章の後に3つ行動にしたいことを書いていました。

 

このようにしておくと、あとは行動すればいいだけなのでとにかく忘れにくいです。

また行動することで結果も出せるようになります。

 

以上の体験と理論から「行動を探り当てるように舐め回す」読み方がオススメかなと思います。

 

ただ別に読むだけでも自分の観点や認識を広げることはできるので、あくまで個人の意見としオススメさせてください。

 

5.まとめ

以上、長くなりましたが、自分が実際に実践している本の呼び方です。

 

共通していることは「現実の自分とリンクさせる」ということなんです。

 

プロダクトを作る

知りたいことを知るために使う

行動に落とし込む

 

全て自分の現実で行う行為です。

 

やはり現実離れして浮遊しているような読書は頭にも残りづらいし、モチベーションも続きづらいです。

何のために読書してるのかわからないという現象に陥りやすいと思います。

 

なので是非上記3種の本については、現実とリンクさせることを意識して読むことがオススメです。

 

それでは、本日の感想があれば是非このフォームにお願いします!!

ブログの感想

 

本日も見てくださってありがとうございました!

また明日もよろしくお願いします!