哲学を学べる死ぬほど面白い番組 第137話
1.哲学を学べる死ぬほど面白い番組
「哲学は難しい。本読む時間ないから手軽に学べる方法ない?」
こんなことをよく言われます。
別に哲学は小学生でもできます。真理を探究する営みなので。
ただ質の高い哲学をするには知識が必要ですよね。
それは哲学史を学んだり、読書をしたりして身につくものです。
だからこそ、哲学に対してニーズはあるものの手を出しにくい学問のひとつに君臨しているのだと思います。
そんな方のために今日は「哲学を学べる死ぬほど面白い番組」を紹介します。
全てをさらえるわけではないですが、それでも十分すぎるくらいわかりやすく哲学の要点を教えてくれる番組です。
2.100分de名著
「あ~これか~」という方と「え?なにそれ?」となる方に分かれると思います。
この「100分de名著」という番組はAmazonプライムで見れるんです。
NHK系だったかな。
この番組は「書籍、古典の解説」という趣旨です。
良いポイントが3点↓
○古典のセレクトが凄まじく良い。
○出演者が神
○時間がちょうど良い。
ひとつずつ解説致します!
3.古典のセレクト
もちろん書籍を紹介する番組なので、書籍のセレクトは大事です。
この番組はそのセレクトがとても良いんです。
哲学書でいったら『ツァラトゥストラ』『饗宴』などがあります。
プラトンとニーチェです。有名どころを抑えた上で「恋愛とは何か?」というテーマについての思考を深めることができます。
また驚いたのが、最近カントの『純粋理性批判』も紹介されていました。
本当に便利な時代になりましたね。『純粋理性批判』の解説を享受できるなんて。
といっても、『純粋理性批判』の解説をできるだけの人間がいるものなのか。
ここから次の出演者に言及します。
4.出演者が神
この番組は芸能人サイドと講師サイドに分かれます。
まず芸能人サイドですが、最近の番組には伊集院さんがいらっしゃるんですよね。
この方は本当に喩えが上手で、難解かつ抽象的な内容を具体に落とし込んで我々に伝えてくれます。本当にあっぱれです。
次に講師は、まさかの大学講師が直々に教えてくださいます、
確かカントは東京医科歯科大学の教授がレクチャーしてくれていました。
さすがプロ!という感じで、本当にわかりやすい。
とても良質なコンテンツです。
5.時間がちょうど良い。
この100分de名著は25分×4回構成になっています。
1回25分で見れるんです。スキマ時間や電車の時間にも視聴できますし、お風呂上がりのゆっくりしたい時にも視聴して勉強できちゃいます。
自分は湯船に浸かりながら見ることが多いです。
25分はちょうど集中力が続く限界な気がするんですよね。
100分ぶっ通しで流されたら飽きますからね。
6.まとめ
以上、100分de名著の紹介でした。
この番組は哲学の他にもマルクスの『資本論』や福沢諭吉など幅広く紹介してくれています。
そのため哲学以外も学びたい人に大いに貢献すると思うんです。
お金を投入する価値はあると思うので、是非気になった方は試していただければと思います。
もし質問や感想等ございましたら以下のフォームからよろしくお願いします!
それでは本日もありがとうございました!!
また明日もよろしくお願いします!!