サービスは「内容」ではなく「享受率」が大事。 第133話
1.きっかけはとある人事の方とのお話
こんにちは!!
今日はサービスや制度の「存在」と「享受」は違うということを述べようと思います。
これはとある人事の方とお話していた内容になりますので、就活生の方々は特にイメージしやすいのではないかなと思います。
気になるかなと思うので早速本題へ進みましょう!
2.存在と享受は分けて考える
この副題、「はて?」と考える人が多いですよね。
少し説明します。
ここでの「存在」とは、就活に例えるなら「福利厚生がどのくらい充実しているのか」です。
「どのような福利厚生があるのか」という存在ですね。
逆に「享受」は、「福利厚生はどの程度享受できるものなのか」です。
「実際にあるサービスの恩恵をどの程度受けられるのか」ですね。
実際は「存在」と「享受」は別の段階であり、分けて考えるべきなんです。
なぜかというと、どれだけサービスや制度が整備されていようと、その恩恵を享受できない状況はざらにあるからです。
福利厚生が整っていても、その恩恵をどれだけ社員が感じているかはまた別物なわけです。サービスは存在するけど享受できない環境に入ってもあまりメリットはないと。
なので福利厚生が「ある」とか「ない」とかではなく、実際にどの程度根付いているのかが肝心ですねという風にお話をしていました。
では、どういう視点を持つと根付いているかどうかわかるのか?という疑問に関して思うことを次の項で説明いたします。
3.具体的施策に着目
これに尽きると思います。
結論として、理念やサービスみたいな抽象的なものを全員が享受してる場合って具体的な施策や構造が既に整っていると思っています。
例えば「悩みを言ってね!相談してね!」我社にはそんな雰囲気があります。
ではなく
「実際に上層部だけが見れる相談箱が置いてあります」とか、「上司と部下の1:1の面談制度があります」とか、そのような具体的施策が根付いてるかどうかが重要な問題だと思うんです。
もっと突き詰めれば「相談箱をどのくらい使用されているか?」というのも肝心です。
僕も少し気になった際は、サービスにおいて「どのような使用例があったのか?」ということを逐一聞くようにしています。
もし福利厚生等も重視されている方は、自分のイメージとのミスマッチを避けるためにも是非尋ねてもらえればいいんじゃないかなと思います。
もちろん就活以外の場面でも聞きます。
校則を重視されている親御さんだったら「本当に学校の校則がどのくらい反映されているものなのか?」「生徒に伝播しているものなのか?」というものを学校の先生に聞いてみてもいいかもしれません。
ここに関しては「存在」と「享受」は本当に住み分けするべきです。
なので、上の2つは混同はせず分けて考えるということを大事にしてもらいたいなと思います。
4.まとめ
というわけで、今日はこのような感じで締めようと思います!
たまに社会人の方と話す機会はあって、そのような方と話したことを少し抽象的な観点でブログで述べさせていただこうと思うので、是非気になる方や就活生の方なんかは特にチェックして頂けると嬉しいなぁと思います。
また何かご指摘があれば感想フォームにご意見をお書きいただけると幸いです!
それでは今日はこの辺で失礼します!
ありがとうございました!