就活生向けの書評『苦しかったときの話をしようか』第114話
こんにちは!!
今日は森岡毅さんの著書『苦しかった時の話をしようか』という本の紹介をしていこうと思います!
元々面白そうで読んでみてはいたんですが、かなり就活に活かせることが詰まっていますので、就活をやっている方々の参考になればと思いブログにすることを決めました。
ところで、だいぶ前に「どのようにして本の内容をまとめてらっしゃるのか?」という質問を感想フォームから頂いたので写真を載せさせていただこうと思います!!
私はこんな感じで、小説も含め、メモすることは多いです。その際も、まずマインドマップのように書いて、全体像を理解し、素敵なフレーズを3つくらい厳選してパソコンに転記するようなイメージですね。
では、早速本の概要と作者の紹介をしていこうと思います!
1.本の概要と作者の紹介
まず、この本の著者は森岡毅さんという方です。経営危機にあったUSJをわずか数年で劇的に経営再建したヤバい人です。
そんな森岡毅さんが就職活動を迎える我が子のために書かれた文章をかき集めて作られた本が、この『苦しかった時の話をしようか』です。かき集めただけあって、まるで語りかけられているような文体で本が展開されているのでかなり読みやすい。また極めて本質的な内容も多く含まれています。
次に本の内容を紹介しようと思います!
2.やりたいことの本質
とりあえず今回紹介したいのは1章です!
就職活動やっていくと必ず「君は何をやりたいのか?」という質問をされますね。
森岡毅さんは第1章でそれについていくつか貴重な学びを教えてくれます。
3.やりたいことがわからないのは、なぜか
私はやりたいことがわからないです。
なぜかと言われると、社会のことを知ってないからだと思ってました。この本を読むまでは。
しかし森岡毅さんによればそれは違く、むしろ社会のことを知れば知るほど迷いが生じる。そうではなく、何がやりたくて何かやりたくないのかの判断軸が明確でない=自分のことをよく知らないからやりたいことが分からないんだ!というロジックのようです。
つまり、自分の軸がないと永久にやりたいことがわからないということになりますね。本質的です。
4.自分の軸とはどういうものなのか
自分の軸を明確に定義してみます。
森岡毅さんは「自分の強み」というものに着目します。自分の強み、つまり「宝物」を磨くこと以上に重要なことはない!と本書で述べられています。(理由は後述。)
自分の強みとは他者と比べた強みではありません。
「あなたの中で相対的に優れている特徴」は何かを考えてみようと述べてくれています。
そうして考えられた特徴が、ある文脈(環境)によって「宝物」となります。
目的達成のために自分が持ってる特徴というものを武器にできる環境を探していくことが、いわゆるキャリア戦略であると森岡さんは述べています。
そうして自分の武器となったものは、いずれ同じような特徴を武器としている人達と比べて相対的に秀でる必要がありますよね。だから宝物を磨かないといけないんです。
5.不正解以外はすべて正解
ただ、こうして考えていくうちに、だんだん正解を追い求めていく姿勢にシフトしてしまいます。
森岡さんは、この姿勢に対して「不正解以外は全て正解だから大丈夫!!」と述べてくれています。
そして、不正解を引いてしまう原因は自己分析の不足だと述べています。
つまり、自分の軸or強みだったりをしっかり把握して、それを生かせる環境を選べば正解を当てられるよという心優しいメッセージになります!
本当に細かい論理は端折っているので、もし詳しく見てみたいという方はぜひ本書を購入してみてください!!
もし好評であればまた別の章も取り上げてみようと思います。
6.まとめ
自己分析を絶対にやった方がいいと色んな人がいますが、それはなぜなのか?
そういった問いに一つの答えや真理を与えてくれているように、自分は感じました。
もし就活で迷っている方や悩んでいる方がこのブログを見て、本を買おうと思ってくれれば僕は幸いです!
もし何かあれば感想フォームに感想の方お願いします!
https://forms.gle/jmAgnCXxeixBKN4m9
本日も見てくださってありがとうございました!
また明日もよろしくお願いします!