哲学は使えないと述べるアナタへ 第114話
0.哲学を意味ないと嘲笑するアナタへ。
こんにちは!
今日は「哲学は意味がない、使えない」と考えているアナタに対して勇気を振り絞り作ったブログです。
このブログで何を伝えたいのか。
具体的には「哲学の面白さ」についてです。
私が考えるところを述べていきたいと思います。
残念ながら、哲学書は難しい。哲学は社会に出て使えない。
という理由からあまり光を当てられていない学問なのかもしれません。
社会に出て使うか使わないかはわかりませんが、少なくとも確かに哲学書は難しいですよね。
哲学書を読むことは大事ですが、哲学をする方法は何もそれだけではありません。
それを今日はご紹介しようと思います。
1.自分のアウトプットで世界が変わる面白さ
※抽象論が多いですが後ほど具体例を示します。
哲学の面白さというのは様々な側面や性質がありますから、さまざまな定義が人によってなされます。
私なりに哲学の面白さを定義するとしたら、
「自分のアウトプットで自らの世界が変わること」なんじゃないかなと思います。
哲学には正解がありません。
だからこそ自分なりのアウトプットがどれほどの影響を与えるかも予想がつきません。
結論に至るまでの過程×その時々の状況=結論
この四則演算が思想をアウトプットする式だと思います。
変数が多い以上無数の主義主張があって当然ですよね。
例えば、
生きる意味はなにか。この探求は哲学です。
そして思想のアウトプットとして、 上記の式を適用します。
転職を3回経験×借金を抱えている=生きる意味はお金稼ぎ
幼少期に親を亡くす×3人の子どもがいる=生きる意味は家族
こんな感じです。人によって違いますよね。
哲学者は今まで常識を変えてきた人ばっかりでした。
プラトンもデカルトもサルトルもみんな世界の見方を変えてきました。
上記の3人の哲学者は歴史に残るレベルで世界を変えましたが、ここまでの規模を目指さなくて大丈夫です。
哲学をして自分だけの思想を生み出すことで、自分の世界、パースペクティブは大きく大きく、しかし少しずつ変わっていきます。
この営みが面白いんです。
もし表現欲求がある人だったり他人に何か話すのが面白い、世の中が変わっていくのが面白い!と思える方は哲学を楽しめると思います。
まだ哲学をしたことがない人は是非ポップな哲学の入門書を購入してみて、知的世界のドアを叩いてみてください。
2.哲学を学んで変わったこと
余談ですが、哲学を学んで変わったことも述べていこうようかと思います。
最も大きな変化として挙げられるのは、他の学問に非常に興味を持つようになりました。
哲学者というのは、文学者もいれば教父もいて、科学者もいて、数学者もいて…。
様々な出自の人がいるんです。
デカルトは数学者ですから、デカルトの思想には数学的な概念が盛り込まれています。
ロックは医学の出自ですから、理屈ではなく実験を重んじる姿勢が思想にまざまざと現れています。
こういったことから哲学を学ぶと自然と他の学問も吸収することになり、非常に知的好奇心は刺激されます。
この経験は、社会に出て優位に働くと思っています。
なぜなら一度刺激された知的好奇心は収まるとこなく様々な場面に適用されるためです。
例えば、自分は営業職だけど人事職の仕事も気になる!といった知的好奇心は自分のキャリアを広げてくれることに寄与します。
以上の哲学の面白さや学んでみて変わったことをふまえて、
私は皆さんに哲学を是非触れてみてほしいなと思います。
4.まとめ
自分は情報や概念を具現化したりアウトプットしてるするのが本当に好きなので、ブログも苦がなく続けられますし、デザインも執筆もプログラミングも非常に楽しくやることができています。
これでは一見哲学とは関係なさそうですが自分の思想をアウトプットして世界を変えていくという点は非常に一貫性があることなのかなと思っています。
なのでみなさんも、もし情報を吐き出すのが好きであれば是非哲学に触れてみてください!きっと楽しいと思います!
それでは、本日のブログはこれで終わりにしたいと思います。
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本日も見てくださってありがとうございました!
また明日もよろしくお願いします!