ポケモンは哲学です 前編 第116話
0.ポケモン=哲学
こんにちは!!
今日はポケモン×哲学というテーマでブログを書いていこうと思います。
ポケモン。非常に面白いですよね。
戦略の数も無数にあり、とことん突き詰められる神ゲームです。
しかしながらよくよく考えてみると、かなり哲学的な要素も多分に含まれています。
そのため今日は、ポケモンを知らない方も理解できるよう、説明を心がけて記事を書いていきます!
それでは本編へどうぞ!!
1.悪の組織が持つ哲学
まずポケモンのどこが哲学的なのか述べます。
ポケモンには主人公がいて、強いライバルがいて…。とにかく登場人物が多いです。
そんな主人公と対立する立場として「悪の組織」がいます。主人公の敵。大体どのゲームにもいますよね。
この「悪の組織」は何らかの目的を持ち行動しており、組織のリーダーはかなり思想が強いです。
その思想が極めて哲学的なのです。今からご紹介します。
2.ギンガ団ボス アカギの思想
ポケットモンスター ダイヤモンド・パール・プラチナのボスであるアカギの思想を取り上げます。
アカギの思想は以下のとおりです。
今の世界を消して感情の存在しない新世界を創り出す。
常軌を逸した優秀さを誇る研究者である傍ら、抜群のカリスマ性で組織を統率するアカギ。
ポケモンの悪の組織の中でも自らの野望実現に最も近づいた1人かもしれません。
過去のトラウマもありこのような思想を持つようになったアカギ。
「感情」という極めて不可思議で概念的な要素に悪を当てはめ、定義するのは極めて異例な例ですよね。
無論ポケモンのストーリーということはありますが、
「感情」=「絶対的に必要なものか、善いものか」という命題に対して極めて重たい疑問を呈しているように感じました。
人間に感情は必要ですか?恋という感情で人生が壊れた人を何人も見ていますが。
是非考えてブログの下にあるGoogleフォームに回答をお願いします。
3.マグマ団ボス マツブサの思想
次は炎属性のポケモンを使うマグマ団のボス マツブサの思想です。
マツブサの思想は以下の通りです。
大地を増やすことで人や地上に棲むポケモンが住みよい世界を作る
つまり海を蒸発して、地上を増やしていくという思想です。対になる思想にアクア団のアオギリがいますが、今回は省略します。
ポケモンの話はいいんです。大事なのはこのマツブサのスタンスと団体の意義です。
そもそも主人公視点から「悪の組織」とは言われていますが、大体の「悪の組織」は自分のことを「悪」と思っていませんよね…。おそらく。
「悪」とはなんでしょう。功利主義者のような結果論の世界でしょうか。
おそらく、一般的に「悪」と言われているのは結果的な問題なのかなと思います。
嘘ついたら人を困らせる(結果)。だから嘘は悪いよね。的なものです。
そもそも何を持って私たちは「悪」と判断するのでしょう。
自分にとっての正義は誰かにとっての悪であり、自分にとっての悪は誰かにとっての正義という極めて現実的な意味合いを持つのがこの思想なんじゃないかなと私は思います。
4.自分のスタンスは明確にする必要がある
この思想の激突を見て思うことは、やはり自分のスタンスは明確にすべきであるということです。
現代の政治は、様々な思想(時には相反する思想)の優先順位をつける試みだからです。
コロナも同様ですよね。経済を優先すべきか自粛を優先すべきか決断しなければならない時があります。
そんな意見が数ある中で決定を下し続ける政治体制で、自分の意見を持たないことがいかに致命傷かは容易に想像がつくと思うんです。政治体制の土俵に上がっていないことと同義と言っても良い気がします。
正直たまにありますよ。ブログで意見述べたら感想フォームでめっちゃ論破される経験は。
学びがあるのでありがたいですけどね。
でもいいのです。あくまでこのブログは一意見。その主張が現実離れしていたら決定を下さなければ良いだけです。まずはあらゆる事象に対して意見を持つことが先決です。
今日のブログは以上で終わりにします。
明日ポケモン×哲学 後編をアップするので是非お楽しみにしていてください!
今日の感想フォームです。
https://forms.gle/jmAgnCXxeixBKN4m9
では本日もありがとうございました!!
明日もよろしくお願いいたします!