ポケモンは哲学です 後編 第117話
0.ポケモン=哲学
こんにちは!!
今日もポケモン×哲学というテーマでブログを書いていこうと思います。
昨日、このネタの前編を上げているので必ず見てください!
ポケモン。非常に面白いですよね。
戦略の数も無数にあり、とことん突き詰められる神ゲームです。
しかしながらよくよく考えてみると、かなり哲学的な要素も多分に含まれているという話をしています。
そのため本日もポケモンを知らない方も理解できるよう、説明を心がけて記事を書いていきます!
本編へどうぞ!!
1.ポケモンは哲学です
※前編と同内容なので、前編を見てくださった方は「2」までとんでください!
改めてポケモンのどこが哲学的なのか説明しますね。
ポケモンには主人公がいて、強いライバルがいて…。とにかく登場人物が多いですが、そんな主人公と対立する立場として「悪の組織」がいます。主人公の敵。大体どのゲームにもいますよね。
この「悪の組織」は何らかの目的を持ち行動しており、組織のリーダーはかなり思想が強いです。
その思想が極めて哲学的という考えを前編で述べました。
2.プラズマ団ボス Nの思想
まず、実際に実権を掌握しているのはNの養父であるゲーチスですが、組織の目的がNの思想そのままなので、Nをボスとさせていただきます。
Nの思想はこちらです。
人間からポケモンを解放させねばならない。
これはポケモン=ペットと言い換えるとわかりやすいと思います。
果たして人間に飼われているペットは幸せなのか。
倫理学的な非常に重たい問いです。
世の中には人間中心主義という考え方がありますよね。
人間が生物のヒエラルキーの頂点に位置すると考えてしまうこともあります。
その構造にある種の問題提起させる重たい主張をNは掲げました。
ちなみに私はペットを飼わないことにしています。
自分の都合でペットに予期しないストレスを与えてしまうのが嫌だからです、人間なら想像は付くんですけどペットの真の気持ちを理解することは難しいですから。理解し合えないとは言いません。
3.ロケット団ボス サカキの思想
ポケモンの原点ですよね。自分は好きです、サカキ。
なぜかというと、一般的に悪の組織は主人公視点での「悪」であって、組織の内部の人間は自らが行っていることを「悪」とは思っていませんよね。
しかしサカキは自分のことを「悪」と認識しています。なんかシンプルで、洗練されてるカッコいいキャラクターだなと思うんです。
サカキの思想は「ポケモンを悪用して大儲けする」です。非常にシンプル。資本主義を表している雰囲気もありますよね。
このサカキの面白いところは「悪の組織の親玉」でありながら、「最後のジムリーダー(公務員的なイメージ?)」なんです。
しかも戦いの負けを自分から認める潔さ。改心して正々堂々ジムリーダーとして主人公とやり合うかっこよさ。惚れますね。ポケモンしたくなってきました。
このサカキの哲学的な点としては様々あります。ゲームごとに醸し出す風格も違いますし。
ただ特に感じることは、サカキの仲間に対する信頼と想いがある点。
ゆえにリーダーとしてのポテンシャルを有している点は非常に我々にとって参考になり、強調したい点だと思いました。
「仲間」は大事ですよね。「仲間」は馴れ合いではないんです。同じ目的に向かって突き進むものが「仲間」です。
「愚痴を言い合う人」ではなく「同じ目標に向かう人」との付き合いを重視すべきだと個人として思っています。
4.信条を持つものは強い
別に悪の組織を擁護するわけではありませんが、自分の信条を掲げて行動する人は本当にカッコいいです。覚悟が違いますよね。
ゆえに目的完遂まで一直線。良くも悪くもブレないし媚びないです。
そのような人って幸せなんじゃないかなと思います。
僕も自分の信条を言語化して掲げていきたいと思います。改めて。
ではまとめです!
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暑い日々が続きますが頑張っていきましょうね!!
では本日もありがとうございました!!