就活で求められる「素直さ」とはなにか。哲学生が考察 第81話

０．素直という言葉が持つ意味

こんにちは！！

最近、就活の説明会によく行くんですよね。

その時に必ずある質問が

○どんな人と一緒に働きたいですか？

○どんな人材を求めていますか？　の２つです。

定番中の定番ですよね。毎回1人くらいは聞く人がいるとかなと思うんですけど（笑）

これに対して、企業さんが答える人材もだいたい似ていて

一番多いのは「素直な人」だと思うんです。

たまにひねくれた人とか言う企業もあるんですけど（笑）

ということは「素直さ」というのはある程度社会において需要がある人材なんじゃないかなと想定できます。

そう思ったんですが、、、素直さって何なんですかね。素直さって一言で説明できますか？

もし自分の子供に、「素直って何～？」って聞かれたらなんて答えますか？笑

自分がぱっとイメージができなかったので、少し深ぼった考察をしたいと思います。

１．会社で求められる素直さとは

まず、Google先生に聞いてみました。「素直」の意味の一つとして

「考え、行動、態度がまっすぐなこと」と書いてありました。分かんね～笑笑

めげずに２つ目の意味を見てみましょう。

２つ目の意味は「僻んだところがなく、人に逆らわないこと」

これこれ！！って感じしますよね。

これがまさに素直さのイメージじゃないかなと思うんです。

しかしこうとも考えられます。

つまり、「人に逆らわない」ということは、「人の言うことを聞く」と同義ですよね。

ということは、上司からアドバイスされた際に、そのアドバイスを受け入れて行動しなければ素直とは言えないのでしょうか。

言い換えると、上司の意見を思考停止して鵜呑みにすることが素直と言えるのでしょうか。

ちょっと企業が求める素直さとはずれるのではないでしょうか。

鵜呑みをするとは少し違いそうですよね。

というと「人に逆らわない」という意味の解釈に問題がありそうです。

例えば、みなさんが部下に対して「これをやってみたらいいんじゃない？」と提案したとします。

それに対して部下が特に何も考えなしに行動していたらどう思いますか？

人によるかもしれないんですけど、

僕だったら「君の仕事だしせっかくだから自分の頭で考えようぜ！」って思います。

素直さ以外にも、「自分で考えて動ける人」というのが求められる人材としてメジャーですよね。

いよいよわからなくなってきました。というわけで結論に向かいましょう！！

２．素直さとは何か

自分が思う素直さとは、「人のアドバイスを自分の軸とすり合わせて一生懸命行動できる人」のことだと思います。

つまり上司のアドバイスを「最終的に受け入れるか受け入れないか」は関係ないんです。

必要なのは自分の軸ですよね。自分はこうした方がいいと思う！という意見があり、次にその意見に対して上司がアドバイスをくれると思います。ここで上司のアドバイスを思考停止して受け入れるのは脳死状態であり、素直さではないとするのは先程のとおりです。

ここでまず自分と先輩の意見のメリデメを整理したりしますよね。

どっちの意見が論理的に正しそうかを考える。

そして、その上でジャッジを下すことが必要になるのではないかと思われます。

その際もし自分の意見を採用する場合は、上司に「私はこの方法で進めたいと思います。」と連絡をすること。

この一連の流れを行える人が「素直な人」なんじゃないかなと思います。

①自分の軸

②他人の意見を受け入れる姿勢

③まめな連絡、この三つが素直さに含まれていると考えると高難度な言葉ですよね。

特に、他人の意見を受け入れる姿勢は結構難しいと思います。

なぜなら、「つぶあんの商品を出すべき」という意見を自分が持っているのに、

上司が「こし餡の方がいいと思うよ」と言ってきたら、なんやねんこいつ！と思いませんか（笑）

これは他人の意見を受け入れてないですよね。

ここで、確かにこしあんも一理あるな。と考えて、客観的に二つの意見を考察するという相当高い技術が求められていると思います。それが素直さなんじゃないかなと思います。

３．総括

正直上記のような人材はなかなかいないですよね（笑）

あくまで自分が考察した素直さに過ぎないので、直接人事さんやOBの方に聞いてみるのがいいと思います。

ただ、上記のような素直な人間は、恐らく特定のコミュニティーにおいてはかなり重宝されると思うので、自分もそのような姿勢を忘れないでおきたいと思います。

というわけで、このブログに対して何かアドバイスがありましたら下のフォームからお願いします！笑

https://forms.gle/jmAgnCXxeixBKN4m9

今日見てくださってありがとうございました！！