子どもの本質を考察してみた。 第63話
0.子どもとは何か
こんにちは!!
みなさんは子どもとはなにか、一言で定義できますか。
自立していていない人?年齢が20歳に到達していない人?
10代で社長になる人もいますね。
20歳に到達しても親のお世話になる人もいると思います。
今日は題名にもある通り、子どもとは何か?という「子どもの本質」について考察をしていきます。
最後の方には知恵になるキーワードを何個か用意しました!!
もう今日はいきなり本編に入るので、是非ご覧になってみてください!!
1.子どもの特徴
いきなり子どもの本質を述べるのは抽象的で難しいので、
ひとまず具体的な事例から考えていきましょう。
さて、頭の中に子供をイメージしてみてください!
具体的な人を1人イメージしてもらえば大丈夫ですよ~!
自分はイメージしてみると、以下の特徴があると思いました。
①無邪気/感情で動く
良く言えば無邪気、悪く言えば感情だけで動く、ということです!
こういう人は子どもなんじゃないかなと思います。
例えばカブトムシを見つけて大はしゃぎ!!!
ワーイワーイカブトムシ!!!!
これ無邪気ですよね。
感情で動いています。
しかし相手が気に食わなかったら殴りかかってしまう子も感情で動いている子ということができるでしょう。
オマエ!ムカつく!というのは子どもですよね。大人ならギリギリで我慢しますから、、、
②自分の世界で生きる/わがまま
これも同じく。
良く言えば自分の世界で生きていること、悪く言うワガママということになります。
例えば周りの目を気にせず自分のしたいことをすると。イタズラだったり、そういったことは自分の世界で生きている証明になるかと。デパートでおもちゃを買ってもらえず騒いじゃう子はワガママと言うことができるかと思います。
③周りがかまってくれる/与えてもらう側
これはいわゆる年齢的な傾向をイメージしています。
子どもは周りが構ってくれますよね。親がご飯出してくれたり、色んな人が尽くしてくれると思います。そういった子はまだ自分が相手に何かしてあげられない、つまり与えてもらう側の人であるということです。
④些細なことを楽しむことができる/よく人にぶつかる
例えば飛んでいる蝶々を見てはしゃぐことができる子もいますよね。
目の前のことに夢中なのです。
しかしそういった子は他の人にぶつかってしまうことも多々ありますね。
図にまとめるとこんな感じです!
以上、これらの特徴は良い面と悪い面のセット4つ。
全部で8つありますがこれらに共通するものがあります。
これがいわゆる子供の本質なのではないか?と考えました。
2.子どもの本質
自分が思う子どもの本質は、
「自分の視界にまだ他者がいないこと」
つまり「相手を思った行動をすることができないこと」じゃないかなと思います。
これは良い悪いの二元論的に決められることではないと思います。
良い面だったら、自分に夢中になれるということなのかなと。
つまり周りの目を気にしないこと。社長とかに多いですよね!
自分のやりたいことを突き詰めた結果、社会貢献になるようなイメージです。
社会貢献という点では大人ですが、自分のやりたいことしか見えないぞ!というのは子供の特徴かもしれません。
一方悪い面もあるのかなと。
それは相手の気持ちを思いやることができないことかもしれません。
上の特徴でも上げましたが、子どもは与えられる側でしかないんです。
まだ自分が与える側、社会にGIVEする側に立ててないんです。
最近話題の電車に置き石をした子も自分の世界にとどまっている子ですよね。
石を置いた結果として相手がどうなるか、ということまでその視界には映っていないんです。
子どもであることに良し悪しはないですが(自分の世界に留まることも時には大切。)、自分のなりたい人間像に近づけるよう、時には子どもになっても良いのかもしれませんね。
3.子供を語れるキーワード
では最後に子どもに関するキーワードを記載しておきます。
よかったら見てみてください!
アイデンティティ:エリクソンが青年期の発達課題としたもの。親や他の人との関わりの中で己を規定し大人へと人格の構造を変えていく。
否定的アイデンティティ:自己評価が低く、自分を肯定的に捉えられない人。俗に言うネガティブの究極体。
ヤマアラシのジレンマ:2匹のやまあらしが互いに身体を温めようとすると近づきすぎる針で互いを傷つけ、離れすぎると寒くなるというジレンマに陥る。人間関係も近すぎると自我の衝突が起こり、離れすぎると孤独になる。適切な距離感が大切という意。哲学者ショーペンハウアーの言葉をフロイトが引用したことで知られる。