「伝える」を届けるブログ

都内の大学で哲学を専門として学んでいる3年生です! ここで哲学ときくと、現代においてマイナーな分野にされているというイメージを抱かれるかもしれません。そういったマイナーな「哲学」から世の中を見るとどう見えるのか?どう役に立つのか?といったことを中心にブログにしていこうと思います! その他映画や本のレビューを公開していきますので是非チェックしてみてください!

センスの良い人を哲学的に考察してみた 前編 第29話

〈読んでいただきたい方〉

・アパレルに興味がある方

・「センス」の良い人になりたいと思ったことがある方

・センスに良い人を考察したい方

 

センスの探求

こんにちは!

 

突然ですが最近コロナの影響で、アパレル業界は大丈夫なのか…?と思っていたりします。

 

そのようなことを考えているうちにアパレル関係で1つ疑問が発生しました。

 

いわゆるアパレルって「センス」が問われると巷では言うじゃないですか。

 

では、果たしてそこで言われるセンスとは何なのか?

センスを鍛えるにはどうしたらいいのか?

 

という疑問です。

 

そのことを踏まえ、「センスの良い人」になるにはどうすればいいかを哲学的に考察していこうと思います!!

 

ブログの全体像

全体の流れとして

前半でセンスとは何か?というそもそも論を考察していきます!

 

というのも、

センスがいい!とかセンスが良い人になりたい!という方法を模索するには、

まずセンスが何か?というところを定義しないと適切な解を得られないと思うからです。

 

次に後半で、センスが良い人というのはどういう人なのか?

どのようにセンスを鍛えられるのか?

 

というところを考察していこうと思います!!

 

ではでは、本編へ進んでください!!

 

センスという2つの能力

まず、この問から始めましょう。

「センスとは何か?」です。

 

何か発展的な議論をする場合は、

議論の土台となる定義を確実に固めましょう!

 

ただセンスとは何かをいきなり考えると難しいので、

ちょっといくつか具体例を挙げていきましょう!!

 

○あの人は服のセンスがいい

○あの人は、デザインのセンスがある

○あの人はセンスのいい絵を描く

 

このように具体例を見ると

 

センスとは

「それぞれの状況において最適解を出す能力」と捉えられるかもしれません。

 

「この服はどう組み合わせるべきか。恐らくこれが一番おしゃれ、色合いも良くて最適解だろう!」

→「あ!すごい!それセンスいいね!!」みたいな感じです。

 

ただ、最適解というとどうしても「一番」という限定的な意味を含むので

 

少し噛み砕いて「物事の良し悪しがわかる能力」という定義をしてみます。

 

Aは良い。逆にBは悪い。ということがわかれば

自ずとAを選べるはずですよね。

 

そして良いもの=Aを選んだ結果、センスがいい!と言われます。

 

しかしこれだけでは終わりません。

 

上記に加えて自分が思うのは、センスいい人は

○なぜそれが良いのか?→~だから。

というように、その価値の原理を説明できているような気がします。

 

このファッションはなぜ良いのか?

このような理由があるから。

 

という思考回路が完成しているようにも思えます。

 

なぜなら原理を理解していないと物事の良し悪しを毎度正確に把握することができないからです。

 

確かに感覚的に良し悪しを判断できる人もいるとは思います。

 

しかしそのような人も無意識下において、

こういう組み合わせをすれば良くなりそうだな!

という原理を把握しているようにも思います。

 

①物事の善し悪しを判断する能力

②なぜもの物事の良し悪しの理由を説明できる能力

(※厳密には②は①の能力を毎度発揮する上で必要な条件です)

 

この二つをセンスと捉えて、後編に移ってまいります。

 

後編をお楽しみに!

はい!いかがでしたでしょうか!

 

やっぱり可能ならセンスの良い人になりたいですよね。

早くセンスのいい人になりたければ、啓発書等をご覧いただければと思うんですけど、

あくまでこのブログではセンスの良い人を哲学的、論理的に考察をして、

センスがいい人の正体を明らかにしていければなと思います。

 

後編も是非楽しみにしていてください!!!

 

それじゃ、今日この辺で失礼します!!

本日を見てくださってありがとうございました!!