「伝える」を届けるブログ

都内の大学で哲学を専門として学んでいる3年生です! ここで哲学ときくと、現代においてマイナーな分野にされているというイメージを抱かれるかもしれません。そういったマイナーな「哲学」から世の中を見るとどう見えるのか?どう役に立つのか?といったことを中心にブログにしていこうと思います! その他映画や本のレビューを公開していきますので是非チェックしてみてください!

持たざる者 第24話

〈読んでもらいたい方〉

・自分は優れた能力がない「持たざる者」だと思うアナタ

 

「持たざる者」が持つ漫画

こんにちは!!

 

緊急事態宣言が解除されつつも、まだまだ外に出るのは億劫ですね。

 

そこで、今日はLINEマンガで配信されているオススメの漫画を一つ紹介しようかなと!

 

ただこの漫画、面白いだけでなく内容が濃いんです。

 

その漫画のタイトルは「王様ランキング」と言います!

 

ざっくりあらすじを述べていきますね!!

 

持つ者と持たざるもの

まず登場人物と状況設定の紹介をします!

この漫画の主人公である「ボッジ」は王族の長男です。

とっても小さい無邪気な子どもです。

 

しかしとある業を背負っているんです。

それは耳が聞こえず、喋れないこと。そして極めて非力であるというこです。

 

題名にある「ランキング」とは強さのランキングです。

つまり非力なボッジはその時点で逆境の運命が確定しています

 

そして「ボッジ」には母違いの弟がいるんですね。

この弟はとても強く、耳も聞こえるので相対的に国民からの信頼は厚いです。

一方ボッジは想像の通りです。国民からの人望は厚くありません。

 

そして前述の通り王様の強さによってランキングが付けられる世の中。

ボッジの気持ちを想像してみてください。

 

無慈悲な二項対立

 ボッジ:耳が聞こえず、喋れない。かつ武器が持てないほど非力。

弟:普通に強い。人望あつし。

 

ボッジ:上に同じく。

父親:一番強い。死ぬほど強い。弟が苦戦する魔物を一瞬で倒す

 

上記のような、かなりしんどい二項対立の構造が描かれています。

普通主人公て弱いながらもチート能力持ってません?ナ〇トとか?笑

 

でもボッジは何も無い、持たざる者なのです。

 

持っているカードでの勝負

物語冒頭で次期王の任命式があるのですが本来王位継承するばすのボッジは、

王族や臣下の策略により斥けられ、弟が王になるんですね。

 

そこでボッジは王族の反対を押し切り身内で旅に出ることになります。

(といっても、主人公は幼いので初めてのお使いをみているようです。平和です。)

 

しかし途中でお世話係に裏切られたり、

異国の人(戦いを教えるプロ)と知り合い、奮闘するボッジ。

 

物語中盤でボッジの国はピンチになりますが、

さっそうと現れ敵を瞬殺するボッジの姿は感動モノです。

 

持たざる者が持つカード

局この漫画で何を伝えたいのかというと、

前回のブログでも述べた通り、

個人的に人生は結局はカードゲームのようなものであって、

与えられたカードをうまく活用することが大事であると思うのです。

 

要は何事も使いようということで

 

この主人公は自分の弱点を長所にした訳ではないですけど、

自分のできる範囲で力を身につけ、短所を補うという構造がこの漫画にはあります。

 

このボッジに闘いを師匠も、

唯一物語を通して味方でいてくれる友人も、

みんな元々は「持たざる者」ということがさらに物語を面白くしています。

 

私「持たざる者」じゃね?と思う方は突き動かされる漫画かもしれません。

 

気になったら是非読んでみてくださいね☺

それでは今日はこの辺で失礼します🙇🏻

明日も投稿しますので是非お楽しみに~!!

 

※王様ランキングは「LINEマンガ」で読めます。無料なので是非!