哲学生が思う魅力のある文章① 第13話
〈想定している読者〉
・哲学生が思う上手な文章の書き方を知りたい方
・文章を書いたことがある方
・引き算を知っている方(笑)
魅力のある文章の特徴
こんにちは!!
本日を見てくださってありがとうございます!✨
そして前回は【アテナイの学堂】を例に出し、美術と哲学の関係性をブログにさせていただきました!!
そこからコロナの時期に一つの学問だけではなく、色々な学問を学んでみる面白さというものを伝えさせてもらいました!!
そして一日単位ですと、今までで一番閲覧数が伸びておりました!!!👏
あまり現役哲学生による視点はメジャーではないと思うので、新たな視点を探している方はツマミの1つにでもしてください笑
ところで最近ブログを書くようになって考えていることがあるんですよね。
どうなったらうまい文章がかけるのか!?
文章が上手い人の特徴は!?!?
どうすれば自分は成長できる!?!?!?
そんなことを日夜脳みそを猛回転させながら考えておりました。
さて、昨晩とあるフリーペーパー刊行のために様々な人の執筆を見ていたときです。
気づいてしまったんですよ。
「上手な文章」とはなにか。人を揺さぶる文章とは何かを!
というわけで上記の事柄を全2回にわたってブログにさせていただきます。
では本編へどうぞ!
引き算の発見
はい!本編です!
今から紹介することは、一般的にはあまり知られていなかったり、感じられていなかったりすることのような気がします。
そのため具体例を交えながら小学生にも伝わるように述べていきます。
自分は今から紹介する文章を「情報の引き算」と名付けました。
それはズバリ何なのか!?!?
それは〈短文で深い解釈の余地がある〉文章です!
具体例を述べます。
「逃げない。はればれと立ち向かう。それが僕のモットーだ。」
「地球は丸い。終わりに見える場所は、また始まりに過ぎないかもしれない。」
か、か、か、カッコイイ!!!!!!!!!
自分も一度はこのようなことを言ってみたいものです!!
通常深いことを述べようとすると、やはり文字数も含めて情報量が多くなってしまう。
修飾語というものをたくさん付けてしまうと思います。
そのような修飾を極限まで排除して、
〈本当の1行の中に深い意味を詰め込む〉というのが魅力ある文章だと思いました。
私は今朝とある古典を読んでいたんですけど(『告白』ってやつです。オススメです。)、
そのような有名な古典の中には強烈な一節があるものです。
これだけは本を読み終わった後でも、まあ覚えているだろうな、という一節です。
例えばこのブログで紹介した夏目漱石(第2話です。)で言えば
〈吾輩は猫である名前はまだない〉だったり、
〈月が綺麗ですね〉だったり。
極めて少ない文字数で語られているのに関わらず、
そこには強烈な意味合いが含まれております。
引き算の神秘
確かに、情報量が多く丁寧な構造の文章は非常にわかりやすいです。
これは紛れもない事実でしょう。
しかし、わかりやすいが故にあまり解釈の余地がない。
正直面白みも無い場合が多いと思います。
逆に言うと、あえて構文を崩してみる。
情報を極限まで減らして解釈の余地を読者に与えてみる。
そのようなことが人を揺さぶる文章の原理の一つであると自分は思いました。
自分もあまり文章を減らすことは得意じゃないんですが、
今日からですね、少しずつブログの文章量を減らしていければなと思うんですけれども。
これが冒頭にもあるように、〈情報の引き算〉というものになります。
本質となる情報に付加情報を足し続けるのではなくて、あえて必要な情報を削減してみて魅力ある文章を構築するのです。
情報の引き算を行って、自分が本当に伝えたい部分を浮かび上がらせてみましょう!
情報削る大切さ
このブログを見て、思い当たる節があったり、情報削れ大切さというものを共感してくださったりした方が多いんじゃないかなと思います。
会社の企画書だったり、そういうものは情報の引き算は厳禁ですけども。
相手の手紙だったり、そういったものは引き算した方が良くなる場合もあります。
ではその基準てなんだろう?引き算すべきものは?
と自分が考えたことを明日ブログにさせていただきます!
気になる方は毎日更新しますので、チェックしていただけると嬉しいです!!
また、この情報が有益だと感じた方は、ご家族、お友達、積極的に共有してオススメしていただければなと思います!!
では今日はこの辺で!
本日も読んでくださってありがとうございました!!
それでは(^^)/~~~