「伝える」を届けるブログ

都内の大学で哲学を専門として学んでいる3年生です! ここで哲学ときくと、現代においてマイナーな分野にされているというイメージを抱かれるかもしれません。そういったマイナーな「哲学」から世の中を見るとどう見えるのか?どう役に立つのか?といったことを中心にブログにしていこうと思います! その他映画や本のレビューを公開していきますので是非チェックしてみてください!

「お前のオールを任せるな」の「お前」になりたい。 第42話

〈想定している読者〉
・特になし

※今日のブログは脈絡なく就活についてダラダラと書いています。
興味がある方のみご覧ください。

僕の最近のテーマ

・自分はなぜ今就活をしているのか
・今自分は何をしたいのか
・どう行動するのが幸せになる手段たりえるのか

こういうことを最近よく考えています。

そこから一つ気づいたことがあるので、このブログに残そうと思います。

自分は最近「仕事」について考えています。
特に働いている人を見るとき、自分の一生を背負って働いている人を見るとき、何かとてつもなく大きいスケールの意義に直面し動けなくなってしまいます。

代数学幾何学はやろうと思えば小学生に教えることもできます。
論理学や化学なども中学生に教えることができます。

しかし、
人がなぜ働くのか
自分の一生を背負うことにどんな意義があるのか

それを中学生に教えることは僕にはできません。

仮に他人にそれを説かれたとしても
自分がその内容を理解するには長い年月が必要なのかと思われます。

それくらい人生は複雑で難しいものなんだということに最近気づきました。

哲学の主義主張に「経験主義」というものがあります。

ざっくり言ってしまうと、人々の認識は経験に基づくというものです。

つまり自分が実際に経験することで、これは○○だ。と
わかるということです。

もう一つ、「合理主義」というものがあります。

これは経験せずとも、
人間は先天的に理性がある。その理性を駆使すれば真理に近づけるよ。
という主義主張です。

この2つの主義主張が近世になってぶつかるんですけども、
自分はどちらの意見も正しいんだと思ってしまいます。

前述の通り代数学幾何学は自分でやらずとも
理屈さえ理解できれば自然とできるようになるんだと思います。

つまり、ア・プリオリ的(先天的)に物事を理解することができるんです。

しかし目が見えない人に、
赤い色とは何か
赤色とはどういうものなのか
を説明することは、自分はできません。

これが赤色なんだという経験を通して、自分は赤さを認識しています。

これがア・ポステリオリ的(後天的)に、
つまり経験に基づいて物事を認識しているということです。

自分が赤いものを自ら見て、初めて赤いものを知る。
こういうことが他の事象でも多々あるなと自分は思ってしまうのです。

絵画や音楽は美しい。魂が震えます。
しかし、それを経験していない人にいくらその魅力を熱弁しようと
理解してもらうのは困難だと思います。

なぜ人は働くのか
なぜ人は自らの一生を業(カルマ)として背負うのか

それを理解するには自らも経験しなければいけないと思いました。

いくら頭で考えても先のことはわからないんです。
自ら経験してその意義を知って、

そしたら自分はどのように生きるべきか、
自分の幸せは何かということを自ずと見えてくると思うんです。

もちろん不安もあります。先が見えないという不安です。
全部吐露しましょうか。

周りが優秀すぎる。
自分は大した市場価値のない人間だ。
まともなエントリーシートすら書けない。
秀でた才能があるわけでもない。
コロナのせいで就活が厳しくなる。etc

自分はこんな汚い内面、ネガティブにまみれた内面を持ち合わせています。
その不安を取っ払うには、就活に関しては
①早く内定を取ってしまうか
②不安に目がいかなくなるくらいひたすら行動するか
だと思います。

だから、自分はひたすら行動します。
自分で経験をします。
自分は強いと自らを洗脳します。
ひたすらエントリーシートを書き続けます。
きっと明日も明後日も自分はひたすらエントリーシートを書いて
インターンに応募して就活を行って
自らの幸せの手段として、仕事に励んで、
「幸せとは何か」「自分が働く意味とは何か」の解を導き
「働かなくても良い手段を見つけたらシフトチェンジする」

そういった一生を過ごしたいと自分は思っています。
これは宣言であり、哲学です。

経験しなければわからないことを自分は知りたい
自分は幸せになりたい

以上の二つを就活の目的とします。

TOKIOの歌詞で、「お前が消えて喜ぶ者にお前のオールを任せるな」という歌詞があります

自分はまだその「お前」にすらなれていないなと思います。

いつか自分のオールを所有できるようなでかい人間になって
自らがなぜ生きているのか
なぜ一生背負っているのか
その自分なりの解を導きたいと思っています。

プライドなんてありません。
才覚がない分、人の倍頑張って自分の解を見つけます。

自分はそんな人間でありたいです。

不安でもあり、楽しみでもあります。